祝言 九尾屋について



祝言 九尾屋は、栃木県・那須高原を中心に、完全オリジナルブライダルプランを提案してきたPHONCSから生まれました。

近年、和装婚礼に注目が集まる中、日本古来から伝わる「祝言」の形をおひとりおひとりにアレンジしながら全国各地で新しいかたちの「祝言」のお手伝いをしております。

「九尾」の名は那須野が原に伝わる九尾狐の伝説に由来しています。

平安時代、鳥羽上皇の寵愛を受けた「玉藻の前」という美女がいました。しかし真の姿は天竺、唐から飛来してきた九尾の狐の化身でした。

帝が病に伏せるようになると、命を奪い日本を我が物にしようとした玉藻の前は、陰陽師に正体を見破られ、白面金毛九尾の狐の姿となって、この地・那須野が原へ逃げ込みました。退治された狐は巨大な石に姿を変えて毒気をふりまくようになりましたが、和尚の一喝で石は割れて飛び散り、そのうちの一つは「殺生石」として那須の地に残されています。

 

土地に残る歴史や家族に残る歴史、さまざまな思いを伝えてつなぐ。
「祝言」がそんな存在になれることが、祝言 九尾屋の願いです。